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家系の家紋を知ってる?家紋の調べ方をご紹介。


家紋は日本の代表的な文化であり、世界的にも支持されています。現代では家紋を掲示する家系は少ないですが、私たちの社会においても浸透しています。例えばLouis Vuittonは日本の美意識や文化に着目し、それをデザインに取り入れたと考えられています。日本の家紋や紋章は家族や家系を表すものであり、Louis Vuittonの製品にも、高級感やブランドイメージを表す象徴的な意味が込められているとされています。

世界でも評価されている家紋についてご紹介していきます。

 

家紋と苗字の関係性は?

家紋と苗字には一定の関係性があります。家紋は、古くから日本の武家や有力者の間で用いられ、家族や家系を表すものです。家紋は、家の名前や家族の名前、家族の起源や由来、祖先の業績や伝承などにちなんで、図案化されたものです。


一方、苗字は、家族や血縁関係を示すために、人々が名乗る姓です。日本の苗字は、江戸時代に徳川幕府によって定められた諸法田改帳に基づいて、国別に決定されました。そのため、苗字には地域的な特徴があり、同じ地域に住む人々に同じ苗字が多く見られる傾向があります。


しかし、苗字と家紋に直接的な関係があるわけではありません。苗字と家紋が同じ場合もあれば、異なる場合もあります。また、苗字と家紋が同じであっても、それが必ずしも血縁関係を示すわけではありません。ただし、家紋や苗字は、家族や家系のアイデンティティを示すために用いられるものであり、一定の関係性があるとされています。


個人の家紋はどこかに管理されている?

個人の家紋は一般的には公的には特に記録されていません。古い戸籍にも戸籍に関する記述はないのです。 家紋は、家族や家系のアイデンティティを表すシンボルであり、個人や家族の象徴として用いられるものです。個人が家紋を用いる場合は、家族の家紋を引き継いだり、新しく作成したりすることが一般的です。


家紋は古くから日本の武家や有力者の間で用いられ、家族や家系を示すものであったため、一部の名家や旧家では家紋が家系図や文献などに記録されている場合がありますが、やはり少数派にはなってきてしまいます。


 


家紋を調べる方法

公的な記録にないという事でしたらまずは自分で調べることができるか試してみましょう。自分の家紋を調べる方法について、以下に詳しく説明します。


  1. 家族や親族に聞く方法 家紋は家族や親族の中で受け継がれるものが多いため、まずは家族や親族に聞いてみることがおすすめです。親族によっては、家紋の由来や意味などを詳しく知っている場合もあります。

  2. 家系図を調べる方法 家紋を持つ家系図がある場合、それを調べることで自分の家紋を知ることができます。家系図には、家紋が記載されている場合が多いため、調べてみると良いでしょう。

  3. 市町村役場や地方公共団体に問い合わせる方法 自分が住んでいる地域によっては、市町村役場や地方公共団体で家紋に関する情報を収集している場合があります。問い合わせてみることで、自分の家紋を知ることができるかもしれません。

  4. 家紋図鑑を使う方法 「日本家紋協会」が管理している「家紋図鑑」があります。家紋図鑑には、家紋のデザインや名前、由来や用途などが紹介されています。自分が持つ家紋が掲載されているかを調べてみると良いでしょう。


以上の方法を試してみて、自分の家紋を調べてみることをおすすめします。


 

もっと簡単に見つけられないの?

家族に聞いてもわからない、とはいえ時間や費用をかけられない、という方も多いかと思います。実家やご祖母の家にあるものに家紋が描かれている場合がありますのでご紹介いたします。


  1. お墓 お墓には故人の名前や生没年月日、追悼の言葉などが刻まれますが、家紋を刻むこともございます。もし祖父母のご兄弟のお墓もわかる場合は長男の本家側で見つかる場合もあります。墓じまいをしてしまっている場合はお墓参りや墓じまい前に撮影した写真がないかをご確認ください。

  2. 仏壇、位牌(いはい)、神棚 お墓と同様に家紋が掘られていることがあります。様々な模様があるため意識してみてこなかった方もいるかと思いますが改めて注目し、家紋らしき物がないかを探してみましょう。

  3. 家紋が刺繍された着物や和服 結婚式、成人式、お正月などの特別な行事で着用される和服には、家紋が刺繍されていることがあります。ご実家や祖父母の家に昔の和服がないか聞いてみて、もしあれば刺繍を探しましょう。すでに処分してしまっている場合も着用していた時の写真があればそこから見つけ出せるかも知れません。その際はレンタルでないかを確認しましょう。レンタルの和服は関係性のない家紋が使われている事があります。

 

家紋が見つからなかった..

上記の方法を試しても家紋が見つからなかったという方もいるかと思います。その場合はこの機会に家紋を作る、選んでも問題ありません。(自分の苗字) 家紋というキーワード検索すると使われていた家紋の候補も出てきます。 もし家紋を定めるにしてももう少し関係性があるものにしたいという、ということでございましたら古い戸籍を請求してルーツの場所を調べてみることをおすすめします。 その場所の歴史に根付いていた大名や武士の関係のある家系だったという事がわかり、その家紋を採用するという方もいらっしゃいます。


このブログでは家系図作成に関する戸籍請求方法もご紹介しておりますのでよろしければご覧ください。


記事:Kakeizu Plus(家系図作成サービス)


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